新型コロナウイルス感染症拡大防止のため吟行会を中止とした「第26回べに花の里俳句大会」でしたが2年ぶりに紙上大会として開催され、町内外から50人の俳句愛好者が投句されました。
投句された兼題句150句から町長賞・教育長賞・河北ライオンズクラブ会長賞が選ばれました。
また、町内小学校の6年生が投句する「第17回べに花の里こども俳句大会」も同時開催され、特選1句・秀逸3句・佳作5句が選ばれました。
入賞句は次のとおりです(敬称略)。
第26回べに花の里俳句大会
【町長賞】
草は穂に大河下れば日本海 菊地 みさ子
【教育長賞】
紅と藍睦む幾年鰯雲 濱本 紫陽
【河北ライオンズクラブ会長賞】
秋彼岸伯父の遺骨はジャングルか 佐藤 玄祐
第17回べに花の里こども俳句大会
【特選】
紫陽花に朝つゆ光る通学路 秋場 咲里
【秀逸】
教室の中までひびくせみの声 齋藤 佑真
ゆかた着てならんで歩く夏祭り 児玉 芽依
美しい交響曲だね秋の虫 佐藤 麗嶺
【佳作】
稲をかるぼくの額をつたう汗 林 隼輝
風よ吹け風鈴喜ぶ鈴が鳴る 長岡 愛結
日焼けしたひまわりの顔下を向く 池田 唯花
秋の夜あまい風がうきあがる 曽根 虎太郎
カブトムシさわったしゅん間暑くなる 土海 葉介