武者蔵武者蔵(農兵隊武器庫)

 嘉永6年(1853)に建てられたもので、文久3年(1863)から慶応4年(1868)にかけては、幕府の命によって組織された農兵隊の武器庫として活用された。
 堀米家は幕領であったものの、官軍とも幕府軍とも旗色を鮮明にはしていなかったが、収蔵されていた武器は戊辰戦争の際、庄内酒井藩や官軍に相次いで接収された。