蔵座敷 江戸中期頃に納戸蔵として建てられた堀建式の蔵で、6棟あった土蔵の一番蔵と呼ばれていた。町内で最も古い蔵の一つであり、明治初期に座敷蔵に改造し、客室として利用されていた。床の間の蹴込みには鶴と亀の彫刻がほどこされ、襖絵は伊達藩の絵師縉斎(しんさい)安政元年(1854)の作である。戸袋の襖の裏に金箔の絵をほどこし、柱は面皮柱を用いるなど、目立たないところに贅を尽くしている蔵である。