【資料館】河北町の名所・旧跡

岩木観音堂と慈眼院

岩木観音堂と慈眼院

 「右公王んおん、左や満みち」と刻まれた弥勒寺の追分石を右に辿り、約700メートル進むと岩木観音堂の門前に着く。参道を上ると、うっそうと茂った木立の中にお堂が建っている。


  この観音堂は、嘉慶元年(1387年)に岩木村の教円坊によって開かれた。教円坊は元来、きこりであったが、路傍に埋もれていた木像の観音を持ち帰って信仰し、岩木山腹の浄地を選んで観音堂を建立したといわれる。仏像は仏師「運慶」の作で、霊夢を感じた運慶が神樹を伐り、一刀三礼して丈一尺八寸(約55センチメートル)の観音像を彫刻したものと伝えられている。

 別当の慈眼院は、もと慧日山浄聖寺普門院とも称され、天台宗葉山大円院を本寺としていた。

 境内には青麻権現・地蔵堂・稲荷堂・不動明王堂などの諸堂もあり、最上三十三観音巡礼第十八番の札所となっている。 旧正月には町内外から多くの参拝者が訪れ賑わう。

登録日:2009/12/18 金曜日 最終更新日:2010/11/16



関連情報

岩木観音まつり

毎年旧暦3月17日に行われる例祭。  岩木観音は、本町の北方、山懐の深い木立ちに包まれた場所にあり、最上三十三観音霊場第十八番の札所にあたります。寺名は恵日山慈眼院。
2009-12-19

 

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