【資料館】べに花の豆知識

紅花染の技法

紅花染の技法

 陽光に色褪せやすく移ろいやすい紅の色、そしてやわらかい暖かみのある優雅な紅の色。紅花は赤色と黄色の色素を含んでいます。

 きれいな紅色に染めるには、水で溶ける黄色をできるだけ取り除きます。赤の色素は木綿・絹が非常に良く染まりますが、黄の色素は絹には染まりにくい性質です。絹・麻・木綿などの材質によって、濃染めの紅から桃色・黄色などに染まります。



紅花の黄色の染料で染めます
淡紅
紅花の紅色の染料で一回染めます
濃紅
紅花の紅色の染料で数回重ね染めします
オレンジ
紅色の染料で数回重ね染めし、その上に黄はだを上掛けします(紅染めの色止めに使われます)
ローズ
紅色で下染めをし、栗のいがの染液をうすめたもので上染めし、銅媒染で仕上げます
あずき色
紅色で下染めをし、栗のいがの染液をうすめたもので上染めし、銅媒染で仕上げます
グリーン
紅色の黄色で下染めをし、藍で上染めします
二藍(ふたあい)
紅花(呉藍)の紅色の上に藍で上染めします
朱華(はねず)
黄丹(おうに)
くちなしや、うこんで下染めをし、濃い紅色を掛け合わせます

檳榔樹黒
(びんろうじゅくろ)
(紅下檳榔樹)
紅で下染めし、檳榔樹と五倍子(ふし)の煎汁を配合して引き染めし、鉄塩で黒く発色します

登録日:2009/12/18 金曜日 最終更新日:2009/12/18



 

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